第2回富士登山[8]:山頂から御殿場ルートでの下山

寒い中、辺りが暗くなってきた中での下山。
下山は御殿場ルートから。
こちらのほうが早く降りれるとの事。

しかし降りるだけとはいえ、本当に過酷!

何が過酷か?

・辺りは真っ暗
・足が滑る
・足が痛い
・体力が底を付いている
・高山病とは別種の疲労頭痛?が痛い!

心が折れそうになる。
早く下界に戻りたい!
でも休まないと下れない・・・

下山中はずっとそんな感じだった・・・

七合目にてリーダーの知り合った人たちと合流して下山した。
この御殿場ルートは、下山途中に、看板が見えにくい迷うことになりかねない場所があるらしく、
なので一緒に下山することとなった。

下りは滑りやすいので、リーダーのアドバイスのもと、
小さい石は滑るのでなるべく踏まないように。
大きい石をブレーキが割りにし、なるべくジグサクに降りる。
そうすれば、万が一滑った時にも安全。

とは言え、何度か滑りながらも体力を削りながら、
暗闇の中を下り続けていく・・・

途中、夜間登山をする人達がチラホラ。
全く登山者ってのには恐れ入る。。。

下りが終わる頃になると、もう体力が殆ど無い・・・
急ぎたくても、休まないと進めない・・・

下りが終わり、六合目までの上り道もこれまたシンドイ。
あと少しがとてもしんどかった・・・

ようやく六合目に着き、喉を潤したいと思っても、
自販機が既にやっていない・・・

新五合目に着いたのはちょうど・・・24:00くらい?
シャトルバスが22:00までなので、当然アウト!
タクシーで帰るしかなかった。

先ほど合流した人たちもタクシーに乗り別れを告げ、
自分たちもタクシーへ乗り込む。

ようやくあの過酷な下山から開放された!

自分は帰りの車の中でグッスリ。
申し訳なかったが、とてもありがたかった。

静岡に戻り、自分の車で自宅へ!
帰ったのは2:30くらいだったか?

何はともあれ、ここ数年でもっとも過酷な1日となった。

でも、良い体験をしたとも思っている。
リーダーや仲間に感謝ですね。

ただ・・・次の登山については、・・・何とも言えないです・・・。
「アルプスを目指したい」がいかに世迷言か骨身に染みました。。

とりあえず、今後の登山については、落ちついた所で考えてみます。

お疲れ様でした!

★ここまでの経過ポイント
 ・06:30~07:00 シャトルバスで「新五合目」へ
 ・07:00~07:50 準備運動
 ・07:50~08:06 「新五合目」から「六合目:雲海荘」
 ・08:06~08:35 休憩
 ・08:35~09:57 「六合目:雲海荘」から「新七合目:御来光山荘」
 ・09:57~11:00 休憩
 ・11:00~12:14 「新七合目:御来光山荘」から「旧七合目:山口山荘」
 ・12:14~12:37 休憩
 ・12:37~13:45 「旧七合目:山口山荘」から「八合目:池田館」
 ・13:45~14:58 休憩(かなりグロッキー状態・・・)
 ・14:58~15:44 「八合目:池田館」から「九合目:萬年雪山荘」
 ・15:44~16:26 休憩(これまたグロッキー状態・・・)
 ・16:26~17:36 「九合目:萬年雪山荘」から「九合五尺:胸突山荘」
 ・17:36~17:44 休憩
 ・17:44~18:41 「九合五尺:胸突山荘」から山頂
 ・18:41~18:49 火口付近撮影
 ・18:49~19:00 下山準備
 ・19:00~24:00 下山(山頂 -> 新五合目)
 ・24:00~24:30 タクシーで下山(新五合目 -> 水ヶ塚公園)

★下山イメージ・・・だが、ライトがあったので別に真っ暗ってワケじゃない^^
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第2回富士登山[1]:水ヶ塚公園から六合目:雲海荘
第2回富士登山[2]:六合目:雲海荘から新七合目:御来光山荘
第2回富士登山[3]:新七合目:御来光山荘から旧七合目:山口山荘
第2回富士登山[4]:旧七合目:山口山荘から八合目:池田館
第2回富士登山[5]:八合目:池田館から九合目:萬年雪山荘
第2回富士登山[6]:九合目:萬年雪山荘から九合五尺:胸突山荘
第2回富士登山[7]:九合五尺:胸突山荘から山頂
・第2回富士登山[8]:山頂から御殿場ルートでの下山


コメント

  1. […] 暗闇の下山中は、正直もう二度と登りたくないという思いが支配していた。 […]

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